こども達の生きる力、ウェルビーングの実現

こども睡眠力アドバイザー資格とは?

現代の子供達(未就学時)の25~40%は睡眠に何らかの問題があると言われています。(大阪大学小児発達学研究会2022年)
子供の身体や脳は就寝中に様々な働きを行います。
成長発育過程にある子供達が充分な睡眠を行える事は、
将来の精神面・社会性・学力・体力に大きく関わると考えられます。
子供達に必要な、睡眠・呼吸・栄養・運動の知識を学び
保護者の方々や子供達に関わる方々に情報をお届けする事で、
こども達の{生きる力}{ウェルビーングの実現}に貢献できます。

歯科医師 神山 明子先生

口腔は生きるために必要不可欠な器官です。

本来、人間の顎は、硬いものを噛んだり、野山を走りまわったりすることで発達してまいりました。しかし、近年では生活様式の変化、 加工食品の増加、調理方法の変化、 噛まなくても食べ られる柔らかい食材、外遊びの減少、スマホやゲームの普及など、使うことで発達してきた部分を使わずに生活出来る様になりました。
顎の成長が充分におこなわれない事による口腔容積不足は、 歯並びの問題だけではなく、口腔機能の低下、口呼吸の増加、マスク着用による鼻呼吸の低下、睡眠時無呼吸症候群の問題、 そして全身的な成長、 脳の発達、免疫力低下にも影響を与えています。歯科の観点から、これらの問題を少しでも改善していく事が出来たらと考えております。